美しい眼差しを見せる充実した内容の阿弥陀如来座像です。アパリミター/ウーパメー/ナンワタイエーとも。大日如来や宝生如来など五智如来(五仏)の一如来。生きとし生けるものを救う為この世に現れた仏。チベット密教(仏教)においてはダライ・ラマに次ぐ高僧パンチェンラマはこのアミターユス(阿弥陀如来)の化身とされています。チベットにおいては本像はアミターユス、無量寿菩薩としてとらえる向きがあり、アミターバ、無量光如来と区別することがよくあります。アメシスト、珊瑚、トルコ石がはめ込まれています。代々受け継がれてきた彫像職人による手仕事の品。技術力の高さがうかがえる非常に細工の美しい彫像です。主材、銅。ほぼ全体鍍金仕上げ。大きさ約190mm。