大型のTsa tsa(擦擦)。アヴァロキテーシュヴァラ、十一面観音立像。主に銅を材とした型に粘土を練り込み生産されます。天日干しをし、硬化した後、時に着彩を施し、幸運を招くなどの想いが込められ供物として、仏塔基壇のレリーフとして、護符として、また巡礼地に祭られます。特に個人仕様としてチベットで多く見られる仏など小型のTsa tsa(擦擦)は儀式の1つとして作られる事もあり、ガウ(護符)などに入れたりして家宝として大切にされます。また、中には高僧の遺灰を混ぜた貴重なTsa tsa(擦擦)もあります。着彩仕上げ。20c。大きさ約186x105mm。